■ 前編が長くなり過ぎましたので、マックミニの実験結果は、続編として記述します。
★この記事の前編は、18)CDプレーヤーの最終回答(2024年版・公示)になります。
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■ マックミニの、実験結果
まだ途中ですが、その一部です。昨日マックブックプロの、光出力を備えたものから、謎の光ケーブルで、ラブリーのDA11に接続した音(これは考えられる限りの、マックの最高の音だった筈です。AirMac Expressよりもさらに上です)と、マックミニのイヤホンジャックを比べました。
まだ途中ですが、その一部です。昨日マックブックプロの、光出力を備えたものから、謎の光ケーブルで、ラブリーのDA11に接続した音(これは考えられる限りの、マックの最高の音だった筈です。AirMac Expressよりもさらに上です)と、マックミニのイヤホンジャックを比べました。
最初は違いが良く分かりません。注意して聞いている間に、大幅な違いがある事が分かってきます。
マックミニのイヤホンジャックのほうが、かなり勝っております。マックミニからラブリーDA11にユニブレインのUSBケーブルで接続した音も聞きました。だめです。マックミニのイヤホンジャックからの音の解像度が高すぎます。
どういう風に解像度が高いかと言いますと、音はそれほど硬くはありませんが(これも不可解です。デジタルが濃くなると音が硬くなるというのが、これまでの経験で学んできた事です)、中島みゆきさん(ヤマハ所属)の「根雪」で聞いた音は、盛り上がりのシンバルの音が、砂を撒き散らしたように、一粒一粒の音の細かい粒子までもが聞こえてくるような音でした。
「生」のシンバルは、こんな感じでしょう。
マックブックプロなり、マックミニからDA11への接続では、小石をバラまいたような音です。かなり小さい小石、つまりジャリです。小石です。「砂」を撒き散らすようなシンバルの音までは、何をしても、追い付ける筈がないだろうと感じました。
この音は初めてです。この感覚は、オーケストラの「交響曲」の、楽器のひとつひとつの音さえも分離してくるだろうと、想像させる音です。
なお、音のバランス、上から下までのバランスは、相当に正確だと思いましたが、ミキサーへの接続プラグが、銀-銀のプラグになっておりましたので、銀-金に修正して、これから実験します。
さらに、マックミニに「機器セット」を組んだところ、音が硬くなりました。マックブックプロより硬い音です。ここで初めて、マックブックプロより、なぜ解像度が高かったのかを、論理的に理解出来ました。デジタル量が、マックブックプロより、明らかに濃密です。
ですので、その音の硬さを修正して、正常な硬さに戻せば、情報量が多くなっているかどうかの、さらに正確な判別もできるでしょう。そこを見ないといけません。果たして、金メッキのXLRプラグ一個で、シャープさを修正出来ますでしょうか?
さらに、マックミニに「機器セット」を組んだところ、音が硬くなりました。マックブックプロより硬い音です。ここで初めて、マックブックプロより、なぜ解像度が高かったのかを、論理的に理解出来ました。デジタル量が、マックブックプロより、明らかに濃密です。
ですので、その音の硬さを修正して、正常な硬さに戻せば、情報量が多くなっているかどうかの、さらに正確な判別もできるでしょう。そこを見ないといけません。果たして、金メッキのXLRプラグ一個で、シャープさを修正出来ますでしょうか?
ラブリーDA11の製造中止の犯人は、どうやら本当に、マックミニだったようです。
続きは後に書きます。
(プロケーブル注:仕事中でしたので、ここで仕事に戻っています。その翌日の実験が、この下の「最後の実験」です)
(プロケーブル注:仕事中でしたので、ここで仕事に戻っています。その翌日の実験が、この下の「最後の実験」です)
■ マックミニ・最後の実験をしてきました。
ミキサーへのXLR接続を銀-金にして再度聞いてきました。1つのXLRプラグの選択の間違いが、音を分からなくしてしまうのです。
もはやDA11やマックブックプロの出番はないと、昨日の実験で見切っていましたので、そちらは聞きませんでした。
それよりも、マックミニに「機器セット」を設定したうえで、バランスを整えたら、どういう音になるのかを聞いてきました。
「機器セット」の結果は、あまり期待してはいませんでしたが(というより「機器セット」を組まなくても、それ以上を考えるのが困難な、あまりに素晴らしい音でした)、予想を遥かに越える素晴らしいシャープな音です。どこまでいっても、機器セットによる、ある程度の、エラー訂正でも、強力に効くようです。それだけデジタルはまだ信用出来ないものだとも、実感させられます。
「機器セット」の結果は、あまり期待してはいませんでしたが(というより「機器セット」を組まなくても、それ以上を考えるのが困難な、あまりに素晴らしい音でした)、予想を遥かに越える素晴らしいシャープな音です。どこまでいっても、機器セットによる、ある程度の、エラー訂正でも、強力に効くようです。それだけデジタルはまだ信用出来ないものだとも、実感させられます。
驚く事に、高域を落とさなくても、一箇所だけのXLRプラグの銀-金への、組み合わせの修正は、その濃い筈の音を、軽くいなしてくれました。
「機器セット」によって、マックミニの音が、さらに濃い音になっている事は書きましたが、この濃さは初めての音です。マックブックプロよりも、濃い音、硬くてシャープな音です。しかし、聞いておれます。気持ちの良い音です。この不思議さも、初めての音です。よほどにフラットなのでしょう。
「機器セット」によって、マックミニの音が、さらに濃い音になっている事は書きましたが、この濃さは初めての音です。マックブックプロよりも、濃い音、硬くてシャープな音です。しかし、聞いておれます。気持ちの良い音です。この不思議さも、初めての音です。よほどにフラットなのでしょう。
ヤマハの1985年?頃の録音の、高域から低域までの録音バランスさえも、正確無比な事が明瞭に分かります。
■なぜ中島みゆきかのか??
どうして中島みゆきさんをリファレンスに選んだかと言いますと、日本人には、日本語で歌う歌い手さんの声が最も特性が把握しやすいのです。中島さんは、日本語で、地声で歌うタイプのかたであり、特に、初期の中島さんは、一発録音を好んでしていましたので、ジャズの一発録音のように、音が非常に良いからです(後期のアルバムはその限りではありません)。
■ マックミニの音を一言で表現するならば「すごく気持ちの良い、濃くて、正確無比な音」です。ジャズを聞いたらものすご〜く気持ちがいいでしょう。これは、こと再生に関しては、あらゆるマスタリング用のDACの音さえもが、負けるだろうと思います。世界中のマスタリング用のDACが、存在意味を失うだろうと思いました。マックミニ+「機器セット」の設定は、それほどのものでした。
シンプル過ぎるような結果です。音がものすご〜く濃くて正確なのに(当然音は硬くてシャープになります)、全くもって怖いような音ではありません。単に「気持ちの良い音」です。これこそが、音が濃すぎても、マックミニの懐の深さで、なんとか聞いておれる理由です。
1日中鳴らしておいても、全くストレスが無さそうな音です。生活とともに鳴っていてもいいような音です。これだけ濃くてシャープな音なのに、怖さどころか、その真逆、安らぎを感じさせる音は、どなたもが、初体験の音になるのではないでしょうか?
■ 濃くなればなるほど怖さが出てくるという、従来のデジタル音楽への解釈は、払拭されました。もはや誰一人として「高山病・笑」になど、ならないでしょう。
■ 濃過ぎる音で「特性が少しでも歪んでいた場合」に限り、怖い音になるのだろうと推測します。
■「機器セット」の設定の方法を説明しておいたほうが良いでしょう。
(機器セットとは、マックの音楽再生時のデジタルデータを元データと比較して、間違っていたら読み直すという、コンピューターなら当たり前に装備している機能です。アップルさんだけが、この機能を、パソコンによるCDの再生に応用してくれています。結果として、すごく濃い音が出てきます。新しい事ではありません。AirMac Expressは、この技術で、アナログの帝王・初期盤を越えたのです。)
⭕機器セットにつきましては、33番の投稿の「下のほうに」、設定方法を、図解入りで投稿しました。ぜひご覧になって実行してみて下さい。
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★最後に
マックスタジオのスペックの詳細について、◯◯さんからメールが来ていましたので、それを公開します。内容は皆さんにもお伝えしたほうが良さそうな事でした(写真のお好きなかたはマックスタジオを買われると思います)。
マックスタジオのスペックの詳細について、◯◯さんからメールが来ていましたので、それを公開します。内容は皆さんにもお伝えしたほうが良さそうな事でした(写真のお好きなかたはマックスタジオを買われると思います)。
フロントのUSB C形状のもの2個と、背面のUSB C形状のもの4個とは、機能がまったく違っていました。機能までもが、異常です。背面のUSB Cになぜディスプレイポートの機能なんでしょう?
これは、マックスタジオと言っても、映像スタジオ用です。ディスプレイを何個も使って、映像の編集作業をする為の、ディスプレイポートも兼用している、USB Cです。さらにUSB4?、ちょっと縁が無さそうです。素人には、かなり遠い印象すら受けるマックスタジオです。
■と、思いきや、マックミニの背面のUSB C形状の端子も、同様に、4つの機能を兼用していたようです。凄いですね。どちらも、レコーディングスタジオと映像スタジオの両方に合わせていました。
◯◯さんは、M2チップ、12コアのマックスタジオをお使いです。
■◯◯さんからの連絡内容
Mac Studioの前面にある2つのUSBポートですが、私の持っているM2 Maxではサンダーボルトは共用しておらず、あくまで USB-Cポート(最大10Gb/s)x 2です。これがM2 Ultraになるとサンダーボルト共用になるようです。
背面の4つあるUSB-C形状のポートは以下の4つを共用しています。
• Thunderbolt 4(最大40Gb/s)
• DisplayPort
• USB 4(最大40Gb/s)
• USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)
• DisplayPort
• USB 4(最大40Gb/s)
• USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)
私はDA11の音を聞いていませんが、Poppulseの2ランク上の音とのコメントを読んでいますので、成る程!と理解できます。あのイヤホンジャックの音は異常です。流石です。プロケーブルさんの直勘は当たっていましたね。
大変おもしろい事になっていますね。良い時代に生き残れていて良かったです(笑)。
プロケーブル注:)実験結果を伝えてもいないのに、当たっていましたねと、過去形で書いてありました。間違いなく、ラブリーを上回っていると◯◯さんはDA11の音を知らないのに、マックスタジオの音から分かっているのでしょう。凄いですね。
ならば、ツーランクも下のポップパルスが、紐パンまで迫っている事が不可解です。マックミニは、よほどに懐が深い音なのでしょうか?
★最初はその過去形が、間違いの記述だと思いましたので、間違い文字の修正という意味だけで「当たっていそうですね。」と、書き換えました。
しかし、「紐パン!!」と言われるようなかたは、正体が分かりません。笑
それで、5分後に、元に戻しておいた次第です。それだけ次元の高いお人である可能性があるということです。
以上です。
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