72)緊急告知 その2です。モガミ2534で、米国直輸入のベルデン9497を実験した結果です!(これぞ真打ち登場!)

■ モガミ2534とベルデン9497の組み合わせの音とは??

中島みゆきさんは、1970年代のミュージシャンです。したがって、モガミ2534で、スタジオ録音されている事は分かり切っています。

その、日本の音楽の必需品、モガミ2534で、実験してきました。

⭕日本の音楽の検証には、モガミ2534を使わないと本当の意味では、分からないのです。

■ なんと!!、9497の印象が、ガラリと変わりました。音とは、どこまでも、怖ろしいものすね。

まず、モガミ2534の2mで、あえて、ミキサーに入れます。そこからは、88760で、アンプに入れます(モガミ2534は、一箇所だけ使えば十二分です)。

⭕なぜ「あえて」などと書いているか?、成り行きを説明します。

このブログの18番投稿の中に(2024年版・CDプレーヤーの最終回答の、最初の告知の投稿がそれです)、友人のエンジニアさんと私とのやりとりを公表しております。その事が、こんなところで生きてくるとは、思ってもみませんでした。

⭕その内容はと言いますと・・・

ココからは18番からの引用です。
--------------------------

彼がエンジニアの駆け出しだった頃に、私に良く電話してきていたのです。

技術的な問題を、彼は、全部尋ねていました。私のほうも、全部答えていました。それが縁でした(縁で友人になったという意味)。
時には、ユニークな事も起きていました。モガミ2534は、1.0mだとハイ上がりになる。1.5mだと完璧なフラットだ。2.0mでもハイ上がりになるから、1.5mの倍数で、スタジオでは使え!と、言いましたら、彼が実際に周波数特性を計測したのです。

何をどうやって計測したかは知りません。プロツールス関係のもので計測したと言っていました。それで、「たったの0.1dBの差でしたが、その通りハイ上がりでした。」と、驚いて電話してきました。

「こんな事が人間の耳に分かるものですか?」

と言ってきました。

「結果がその通りなら人間の耳に分かるということだ。」

という会話でした。

----------------
引用終わり。

⭕ここは誤解するかたもおられるでしょう。私の耳が良いわけではありません。セッティングさえきちんとしていて、完璧フラットな音であれば、誰にでも、0.1dBの差は、分かるということです。

人間の耳は、生まれた時から両親の日本語の地声を聞いていますから、地声からわずかズレた声でもすぐ感知できるということです。

0歳から訓練しているのです。どなたもが、オリンピック選手以上の耳の能力を持っておられます。その事は、当店への、多くのコメントの中にも現れていますね。



■ というわけで、わざと、周波数特性が、少々ズレている、2mのモガミ2534から実験しました。

3mの9497、5mの9797、10mの9497、15mの9497、4種類の長さを実験してきました。

モガミ2534を入れただけで、全部OKです。全部聞けます。長さによる違いも、極小になっていました。しいて、9497は、3mよりは、10mのほうが柔らかい、10mよりは、15mのほうが少しだけ柔らかいという結果でした。フラットさにおいては、どれも変わりありませんでした。

88760だけで、9497を実験した時に感じたような違和感は、一切ありませんでした。すべてが腑に落ちる音だったと証言します。


⭕次に、周波数特性が乱れていない、3mのモガミ2534で実験しました。

何もかもが、グレードアップしています。9497の長さによる音の違いも、さらに少なくなっています。わずかづつ、長くなると柔らかくなっていきます。

結論:)これは、凄い結果でした。88760で聞く中島みゆきさんの音より、モガミ2534で聞く中島みゆきさんは、遥かに(雲泥の差で)上でした。

このレベルになると、9497を、15mで使うのも、いや、場合によっては、20mで使う事さえ、ありでしょう。

⭕音の焦点の微調整に使っていただけます。


ただし、音楽の国籍に合わせたラインケーブルを使うのが必須になります。ジャズは8412でなければなりません。オーケストラは、バイタルかノイマンでなければなりません。

でないと、9497は、思い通りには、働いてくれないでしょう。


⭕とにかく米国本場の9497は、素晴らしい9497でした。


⭕最後に、念のために、中国製の9497の10mだけ、実験しました。

ダメです。モガミをラインに使うと、不思議に、本場の10mと音の焦点は同じようなものでしたが、致命的欠陥が見えてきました。他が全部フラットだ。だからこそ、欠陥が明瞭に見えてくる。

一般的には、オーディオというものは、レベルが上がっていくと、中島みゆきさんの頭が、口が、映像として、目前に見えてきます。これを体感したかたは、当店のお客様がたには、非常に多い筈です。特に結界音響を組まれたかたは、のけぞって驚かれた事でしょう。

そして、さらにレベルが上がっていきますと、口の動き、のけぞりかた、口の中の舌の動き、頭と体の位置関係すら分かります。

⭕中国製の9497の10mでは、位相特性がメチャメチャなのでしょう。まるでピカソの絵画のように、目、鼻、口、頭、胴体が、ちゃらんぽらんの位置にある中島みゆきさんが、そこに現れました。まったく、使い物になりません。位相特性がメチャメチャです。こんなケーブルで、皆さんは、オーディオ屋で、試聴させられていたのです。


⭕モガミ2534による、超フラットの中島みゆきさんと、9497の解析は、以上で十二分でしょう。


■ すべてのケーブルを、88760だけにして実験した時より、さらに明解に、中国製の9497の欠陥が見えてきましたでしょう?


⭕あ!、重要な事を書き忘れました。4カ国鳴らし訳の時には、モガミは、1mで使って下さい。この理由を論理的に書いた事はありません。ここまで書いた今なら、誰にも分かるように説明できますので、明解に、真相を、公開しておきます。

非メッキのケーブルとメッキのケーブルの関係が関与しています。

例えば、1mのモガミで、中島みゆきさんを鳴らすとします。ドンピシャだったとします。そのまま1mの8412に入れ替えて、マイルス・デイビスを鳴らすとします。これは必ずドンピシャになります。
バイタルも同じ事です。モガミ2534の1mの中島みゆきさんは、とても生々しい音です。そのまま、バイタルの1mに入れ替えれば、ビートルズは、そのまま生々しくなります。

⭕ところが、6mのモガミ2534で、中島みゆきさんを合わせておきますと、モガミのケーブルは非メッキですから、スピーカーから出てくる、中島みゆきさんの声が硬めの時にこそ、6mのモガミ2534で合う事になります。モガミ2534が、音を柔らかくしてくれるからです。

■ そのセッティングのまま、マイルス・デイビスを、6mの8412で聞くとします。そもそも硬めのセッティングだったところに、メッキ線材の8412を6mも引いたらどうなるか??

⭕キンキンの音になって聞いておれません。つまり、鳴らし分けの「大失敗」です!!

四カ国とも、見事に音の焦点まで、自動的に合ってくれる長さこそが、1mだったというわけです。

⭕それであえて、四種ケーブルなり、三種ケーブルなりでは、1mものしか扱っていなかったというわけです。

これを説明するのは、以前ですと、ややこしくなるばかりで、理解するかたは少なかったでしょう。音の焦点を理解されているかたが多い今こそ、きちんと説明できる時が来たのだと感謝しております。

どこか別の箇所に説明していたところもひょっとしたらあるかもしれませんが、一箇所だけではダメです。


■ 実は、このブログの49番に、鳴らし分けについて言及しております。

当時はノイマンが手に入りませんでしたので、3カ国の鳴らし訳です。長い私自身の長い長い「悲惨な格闘」の実話を酔っ払った勢いで書いてしまいましたが、その49番の続きの60番の中に、その、地上で一番の、オーディオの贅沢三昧について、書いてあります。

https://procable.seesaa.net/article/502615408.html

https://procable.seesaa.net/article/502722927.html
 ↑  こちらの60番が鳴らし訳のコーナーでした!  この60番の最後には、衝撃の事件も掲載しております。
   この上のリンク、49番は、もっと楽しんでいただける内容です。




もう一箇所あります。

66番です。49番の酔っ払いが書いたものの、続きのような形で、66番を書いております。

https://procable.seesaa.net/article/502753450.html


⭕しかし、鳴らし分けについては、そのテーマ、タイトルで、重点的に、辻褄が合うように、全部、書かないといけません。49番も66番も説明不足でしょう??

⭕ついに、その全貌を書きました!!


なあに、そんなに難しい事ではありません。誰にでも理解できる事に過ぎないのです。


■ これで、謎は解けたと思います。世にも稀な、良い音を出してやって下さい!!

■ 贅沢三昧の4カ国鳴らし訳をしてやって下さい。この世における音楽鑑賞の(オーディオの)、最もぜいたくな聞き方こそが、これだと思います。

■ 英国クラシックも、ドイツクラシックも、米国のモダン・ジャズも、ロックも、邦楽も、セッティングの変更なしで、完璧に鳴ります。

ミキサーさえあれば、簡単に出来ます。

■ そして、オーディオ地獄から、どなたも、1人残らず、這い出てきてください!!


以上です。